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【意外に知らない!?】スーツとタキシードの違いについて
タキシードとスーツの違いを皆様ご存知でしょうか?
一見、同じもののように見えますが
実はタキシードとスーツは大きく異なるポイントがあるのです!
今回は、なかなか知られていない違いをお伝え致します。
夜の正装として着られるのが、「タキシード」というのはご存知の方もいらっしゃいますよね?
①襟(ラペル)
襟の形は様々ですが、襟の部分にのみ光沢のある拝絹を使用されています。
かつて電気のない時代に、かすかな光を襟元で反射させ、
表情を見やすくする為にこのような素材を用いるきっかとなったそうです。
②フロントボタン
タキシードの生地・ラペルと同じ生地でのくるみボタンで、拝みボタンが正装です。
フロントボタンはひとつで作られています。
③ジャケットの裾
ジャケットの裾のスリットがないノーベントが基本。
スリットは動きやすさをだすためのもので、礼装では動きやすさよりもエレガントさを重要視しています。
④パンツの側章
パンツの再度ラインには襟元のラペルと同じ光沢のある拝絹で側章がつきます。
⑤カマーバンドと蝶ネクタイ
基本的にカマーバンドの素材も襟元のラペルと同じ光沢のあるシルク素材で作られます。
合わせるネクタイは同じ素材の蝶ネクタイが正式です。
いかがでしたでしょうか?
意外に知られていないスーツとタキシードの違いは数おおくございます。
ゲストの方をおもてなしする意味でも、フォーマルウェアでご挙式を過ごし、
パーティでは思い切りカジュアルなタキシードで過ごされてみてはいかがでしょうか?